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From:小川忠洋
顧客に会う、現場に入る。
マーケティングを上手くなるには、しいては会社経営でもそうだけど、良くしていくには、これしかない。いろんな、セオリーや学ばないといけない知識などはたくさんある。けど、顧客に会う。現場仕事をする。これ以上に学びになることはない。
「これ、ぐちゃぐちゃだからちゃんと作らないとダメだよ」
先々週かな、Tさんの作ったFBAD入門セミナーのフィードバックをしていた。元々のセミナー内容が、まとまりがなく、一番重要なポイントが抜けていたので、ごりごりとフィードバックして、修正をした。結構、時間がかかって土日にやる羽目になった。
そして週明けにセミナーをした。
シーーーン、、、
全く反応がない。
売れない。
セオリーを強化して、全体像を把握できるようにして、コアとなるステップを組み込んだが、逆に売れなくなっていた。本当に大切なのは、日々の運用プロセスで、いかにPDCAをまわしていくか?どうやって訴求を見つけるか?というところが、コアな部分なんだが、、、
・お客さんは、そんなものは求めてなかった
・PDCAなんて求めてなかった
・訴求なんて意味伝えても伝えても分からんかった
逆に、事例をたくさん求めていた。そして、こっちからするとめちゃめちゃ初歩的だと感じるようなコンテンツこそが、彼らに必要なコンテンツだった。
マジかよと。
後ろから助けてるつもりで邪魔をするという、ミラクルな仕事をしていたわけだ。
お客さんに会わないと、それが分からない。オレはお客さんを知っていると思っていたが、最近、会ってるお客さんは、VIP顧客みたいな人とか、マーケティングゴリゴリやってる人ばかり。実際に、新規で入ってきてるお客さんとは、全く違う人だったのだ。
*後で気づいたんだが、マーケの新規客は、おれが行ってるヘアサロンのオーナーに近いかもしれない。ホットペッパーでどれくらいくるの?とか、インスタをやってくれる業者がいてどうこうとか、そんな話をよくしてた
ちなみに、余談だが、最近はLPなんかを作るのにも、とても時間がかかることに気づいた。やっぱり、新規のお客さんがどんな人か、どんな悩みがあるのか?見えなくなってきているので、何を書いたらいいか分からなくなるんだ。
こういうもんだなと、改めて反省。
Oさんも言っていたが、、、お客さんと接触していれば、いろんなアイディアが浮かんでくる。逆に、お客さんに接触しなくなると、何も浮かばなくなる。だたら、Swipeのパクりみたいなのしか作れなくなる。そういうもんやな。
でも勘違いしないで欲しいんだが、だからと言って、知識をつけずに、ひたすらお客さんと会えればいいてもんでもない。知識が深いほど、セオリーやフレームワークを持っているほど、お客さんに会ったときの取れ高が高くなる。それがなくて、無知のまま、ひたすら会ったところで、頭が混乱するだけ。何が重要な情報で、何が重要じゃないか、そういう判断を瞬時にするためには、知識やセオリーが必須。
現場に入ることも大切だ。
先日、コンサルした代理店の社長にも同じことを言った。現場に入らないと、絶対に分からないことがある。仕事が見えなくなる。だから、絶対に、現場に入って、若手と肩を並べて仕事をした方がいいと。そういうのを定期的にもったほうがいいよと。そこからもの凄い発見があるよと。
代理店の現場に入るってのは「アカウントにログインすることやで」って言ったら、ビビってた。え!?そういうレベルですか?と。そういうレベルだよね。じゃないと分からんもん。
1. お客さんに会わないと、だれに売ってるのかが分からなくなる
2. 現場に入らないと、どんな仕事をしてるのかが分からなくなる
肝に銘じよう。