2019.06.17 Mon

ダイレクト出版

仕事の意義が分からなくなったら顧客に会え

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


おれってこの仕事、何のためにやってんだろう???

誰だってこんな風に悩む時期が来る。最初のころは、仕事が難しくて、先輩にいろいろ教わって、本を読んで勉強して、いろいろがんばる必要がある。そして、難しい仕事を徐々にできるようになっていくと、成長したなって実感を感じるよね。

ところがある程度、仕事の技術があがって、全力出さなくても、それなりの結果が出せるようになってくる。そうすると、「おれって何のためにこの仕事やってんだろうな」とか、悩んだりするもの。これは誰にでもおきる。普段、そういう事を真剣に考え続けてない限りは、ふつうは、悩む。んで、悩むことは正しいことだと思う。

 

原因は、いくつかあると思うんだけど、1つは、シンプルにチャレンジングな目標がなくなってしまった事による喪失感。これ、スポーツとかで起きやすい。世界チャンピオンを目指していた選手は、世界チャンプになった瞬間に、目標を失う。

不思議なもんで、人間、難しい事にチャレンジしたいって言う願望が強くあるんだよねー。難しい仕事とかツラい仕事ってやりたくないってのが普通の人の考えだと思うけど、実際は、やりたくないのは、失敗したら怒られるからで、怒られなかったとしたら、人は簡単な仕事よりも難しい仕事の方が好きなんだよね。

 

子供を公園とかに連れて行けばわかるけど、子供たちは、簡単な遊具には見向きもしないから。登るのが難しそうなジャングルジムとかに、一直線だからね。んで、「デキたー」って喜んでる