2018.07.03 Tue

ダイレクト出版

ウザいくらいの奴がいい

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋

 

 

出張から戻って自宅の郵便受けを見たら、社内報 が届いていた。

  
最後のページまで進んで、人事の佐藤さんが書いた記事を読んだ。


(⇩一部抜粋)

社内報-2.jpg
 
 
 

























で、やっぱりそうだよなーと思ったんだが、、、やっぱり
 
「ウザいくらいの奴がいい」
 
と。この記事、読んでスグに思い浮かんだのは、高木君のことなんだけど。彼の前の職場でのおもしろストーリーはみんな知ってるよね?彼、前の職場では、上司や同僚にウザがられてたみたい。「こうあるべき」「こうした方がいい」という提案をガンガンしていった結果、『面倒くさいやつ』という烙印が押されたらしいw
  
  
でもなー、おれ思うんだよなー。面倒くさいやつ、うるさいやつの方が全然いいって。
  
てか、そういう奴って貴重だよね。ぶっちゃけ、ほとんどの人は事なかれ主義だから、何にも主張しないし、対立を避けるわけで...そうやって主張せず、対立を避けているウチにみんな普通の人になっていっちゃうんじゃないかなー。
   
  
みんなも気をつけてほしいんだよね。ま、ウチの場合は、「こうした方が良い」「ああした方が良い」って言ってウザがられるってことは、まずないだろうから(あったらウザがる方が出て行くべき)、どんどん主張してほしいだけど......
   
  
個人的に思うのは、勘違いしてる人も多いと思うんだよね。
  
みんなの中でも...
  
    
つまり、「自分は主体性があって主張してる」って思ってるかもしれないけど、ホントにそうか?って思うんだよな。もちろん、最初は、みんなそういうタイプだから主張したり改善提案したりすると思う。てか、してたと思う。だけども、それが、3回4回、5回と却下され続けたらどうなるんだろ?それでも主張し続けてるかね?
  
「意見を受け入れてくれない」とか、「新人が新しいことできない」「そういう雰囲気じゃない」とか言って、チームのせいとか上司のせい、組織のせいにして、『だんまり』になっていかないかね?
  
   
違いが生まれるのはここからだよ。
  
ホントの違いが生まれるのはここから。
  
    
最初は、誰だって意見言うし、主張するで、ほとんどの人は何度か却下されたらもう諦めて、口を閉ざしちゃう。無力感を感じて、モチベーションが下がったりする。なのに自分は主体性が高くてどんどん意見するタイプだと思ってる(アホ)。だけども、大切なのは、却下されて、却下されて、却下され続けても、正しいと思うことは言い続けるという態度。これがホントの違いが生まれるところ。ここのタフさによって違いが生まれる。
  
  
ぶっちゃけた話。新人の意見がそんなにバンバン通るわけないじゃん!?当然だよ。もし新人の意見がどんどん通って業務が改善されていったら、そのチームの先輩たちはアホなのか?って話になるよね(笑)。新人の提案は単純にロジックが弱いし、類似事例や経験則なんかもないし、データやファクトの引き出しもほとんどない。それで素晴らしい提案をする方が難しい。
  
だけども、数ヶ月前に入った新人だって、現場の生の情報は、上司よりも持っていたりするし、上司が見落としているようなポイントは指摘できる。だから、時折、素晴らしい提案ができたりする。合理的であって、根拠があれば、誰が言おうと関係ない。
  
  
だから、言い続けないといけない。主張し続けないといけない。8割却下されるだろうけど、主張して却下されたらその理由を聞かないといけない。そうすれば、あなたの思考力は高まっていく。論理的思考の練習みたいなもんよ。断れれて、断られて、断られて磨かれていく。当たり前じゃん?
  
だからさ、みんなの中でも、5,6回自分の意見が通らなかったからって、上司やチームのせいにして無力感感じるようだったら、凡人確定じゃ!ってこと。通らなかった意見、一度でもドキュメントにまとめて提出したことあるかい?そんな事もしないで通らないとか言って口を閉ざすのって、レベル低いと思わないかい?
  
だから、みんなの中にも勘違いしてる人、多いんじゃないかと思ってね。
   
  
もう一度、言うけど「こんな事、提案してもどうせ通らないだろうな」と思って口をつぐむようじゃ、良い仕事をすることなんてできないぜ。そのストレスを居酒屋でぶちまけるようになったら、もはやおしまいだぜ(笑)