2017.07.13 Thu

ダイレクト出版

アウトプット× __=成長

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


*「インプットだけじゃダメ」から続く。


彼は自分でたくさんの事を学んで、必死にアウトプットしてきた。
ところが、技術がなかなか向上しなかった。
そして、向上していない事にすら気づけなかった...

理由はなにか?

彼は全てのプロセスを「自分一人」でやっていた。
そこには、他者からの目がなかった。
なので、彼は自分の仕事を客観的に見る事ができなかった。


そう。
彼に足りなかったのは
「フィードバック」である。

忙しかったからか、何なのか、
彼はほとんどの仕事で「フィードバックをもらう」
という事をしなかった。

ある意味、仕事が早いと言えば早い。
しかし逆から見れば、雑とも見れる。


「フィードバック」がなければ、
どんな人も自分の仕事を客観的に見ることができない。
自分の仕事を客観視できなければ、
それを、修正・改善することはできない。
できてもかなり難しい。

技術が向上するのは、
何度も何度も、「小さな修正」をくり返すからであって
何度も何度も、「同じ事」をくり返しても、うまくなることはない。

「フィードバック」とは、
生物が生きていく上でもとっても大切な機能。
もちろん仕事の上では、より良い仕事をするための
必須の行為とも言える。


ところが、みんな、
「フィードバックは上司の仕事」
と思ってないだろうか?

もちろん、上司がフィードバックをくれるんだけど、
これほど大切な行為が、自分の責任じゃないってのは、
おかしな話だと思わない?

「主体的」に行動するというのは、
「フィードバックを求める事も自分の責任」
だという事にほかならない。

自らフィードバックを求めず、フィードバックを待っているようじゃ、
どれだけ一生懸命、勉強しても、成長スピードは速くはならない。

もちろん、あなたの上司は
フィードバックを与えるのが責任だ。
けれども、自分自身も
フィードバックを求める責任があるってことを、忘れないで欲しい。


フィードバックを求めれば、良い事ばかりは言われない。
むしろデキてない事ばかり指摘されるだろう。

それはちょっと不快かもしれない。
けれども、筋トレでも何でもそうだが、ちょっとした不快こそが成長の源泉だ。

フィードバックを求めよう。
フィードバックがなければ、地図がないまま航海してるようなもの。

フィードバックを求めれば、自分の居場所がハッキリわかる。