2017.07.03 Mon

ダイレクト出版

才能や知性より大切な資質

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


たまたま今朝、聞いたポッドキャストが

もやもやと思ってた事にフィットした。


と言うのも、先週は目標会議があった。

んで、今週は評価会議があるわけだけれども、

こういった目標会議や評価会議の時には、

やっぱり、目標を達成できた人とできなかった人、

どんな仕事のやり方をしてるか、どこで躓いてるか?

というような話をするのね。


んで、ぶっちゃけた話が、

ウチってけっこう良い人材が集まってきてると思うのよ。

マジで。


でも、そんな良い人材、才能のある人たちの中でも、

結果を出す人と、なかなか結果を出せない人って分かれるのね。



そんなときに、Linkedinの創業者の

リード・ホフマンって人がポッドキャストに出てて

「どんな資質をもった人を採用するか?」

「どんな資質を持った人が活躍するか?」

というような話をしてたわけ...



そこで出てきた一番の資質が、何だと思う?


IQや才能、技術ではなくて、

「Persistence」

訳すと:根気よさ、がんばり、

粘り強さ(perseverance) ; 頑固さ、 しつこさ

だと。

(ちなみに二番目はCuriosity:好奇心ね。)


たまたま、目標会議の時にもそんな話がでてて、

やっぱり結果を出す人の共通点って、

「手数が多い」「徹底的にやる」「やり抜く」

ってことなんだよね。



とある、ウチでもトップクラスに結果を出してる人の話になって、

おれはその人は「頭がいい」から結果を出してるんだと思ってたんだけど、

現場の人に聞いたら、むしろそうじゃなく、徹底的にやるんだと...


それで驚いたんだよね。


一方で逆の話もあって、頭も良いし才能もあるのに

なんで、結果が出せてないのか?ってのを聞くと(別の人の話ね)

やっぱり手数が少ないと。

ある程度できるようになると、そこからの追求が減る、と。

それで、なかなか結果がでない。


他にも何人かで同じようなケースがあったのね。


そんな事を話した直後だったから、

Persistenceと言うが、ザクッと胸に刺さったわけ。



考えて見れば、世間で流行ってる

Gritという本も同じコンセプトを言ってるわけよね。


前にダニエルピンクの話もしたよね?

あれも同じことを言ってるよね。

才能よりも続ける力~忍耐力だって。



逆に言えば、能力やポテンシャルの高い人ほど

この罠にはまりやすいと思うから気をつけて...


せっかくの才能をムダにしてほしくない。


たくさん失敗して、たくさん凹むような事があって

それでも粘り強くやり続けることで、

才能が華開くわけだからね。


中途半端な事で満足しちゃいけない。

中途半端な所で止めちゃいけない。

10年続かない仕事で一流になる人は誰もいない。