2017.04.24 Mon

ダイレクト出版

あなたが売ってるものは何か?

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋



ウチが売ってる商品ってのは、原材料を見てみれば、

紙っぺらと、デジタル情報にすぎない。

セミナーとかは違うけど。)


それが本になってオンライン講座になって、

それで商品としてお客さんに提供しているわけだけど、、、

じゃあ、おれらが売ってるのは本なのか?オンライン講座なのか?

本質的には何なんだろう?



もし、あなたがお客さんと直接、話すような機会があれば、

そこでいろんな反応があるのを知っているだろう。


たった1冊の本でその人の人生が変わる、

仕事が変わる、考え方が変わる......

ってことが、誰の身にでも起きている。



実際、オレ自身も、今現在のようにダイレクトマーケティングを

バリバリやってるのは、1冊の本から始まって、1つの教材を買ったことだった。


今から10年以上も前の話だけど、その頃、ビジネスが全くうまくいかず、

それをどうにかしないと、と、わらにもすがる思いで、買った教材だった。


それから、ダイレクトマーケティングを学んで、

それを活かして、事業を成長させることができるようになった。



あれがなかったら本当におれは田舎の親父の会社を継ぐ

みたいな感じになっていたと思う。

そして、今、こうして

みんなと一緒に仕事をしているってこともなかったと思う。


あのときに、本当にマーケティングにハマったので、

年がら年中、勉強してたんだけど、、、

その甲斐もあって、ある程度の技術が身についたし、

それによって、自分の人生や仕事を大きく変えることができた。


つまりは、1冊の本、1つの教材などが提供する

「知識」というものは、このように、

その人に人生を変える力を与えるもんなのである。



世の中にある、ほとんどのビジネス、ほとんどの会社は、

顧客の人生をより良くするため、より豊かにするために存在している。

だけれども、顧客に対して、


「自分の人生を自分の力で創る力」


をあたえてくれるのは、われわれが売ってるような、

「知識」であり「教育」しかないだろう。



世の中にある、大抵の商品は、買った時の満足を「消費」するものである。


ウチが、みんなが売っているような「知識」だけが、

お客さんの「頭の中」に保存されるもので、一生涯、続くものだ。


だから、ずっと昔に読んだ本だって、

ずっと昔に学んだことだって、今現在も役に立ったりする。


~10年前に学んだ知識を今でも使うことができる ~


そう考えると、やはり、ウチが売ってるのは

本やデジタル情報ではなく、セミナーやオーディオ・コンテンツではなく、


「力」


なのだ。

これに「ものごとを成し遂げる」という意味が加わると「能力」になる。


~ 知識は力なり ~


とは良く言ったもんで、この「力」とはもちろん筋力なんかじゃなく、


「自分の人生を自分の力で創る力」


これが、おれたちが売ってるものだ。



今でも時々、声をかけられるけど、

何十年か後、とてもハッピーなお客さんに

「ダイレクトの人?おれも昔、お世話になったんだよ。

 あのときに、あんたの所の本とか講座を学んでなかったら、

 今、こんな風になってないよ。ありがとね!」

なんて声をかけられるのが、おれの夢(^^ゞ


てか、おれだけじゃなく、

みんなが、初めて会う人に自己紹介をしたときに、

そんな風に言われるよになったら最高だと思う。



会社の内部で仕事をしていると、

いつも目に見えるのは「データ」や「情報」ばかり。


でも、そのデータは、一人一人のお客さんそのものであり、

その人たちは、それぞれ、家族があり、仕事があり、悩みがある、

おれらと同じ人生を生きている人たちだという事を忘れてはいけない。


そういう人たちに、


「人生を創る力」を売るのが、われわれの仕事


なのだ!