2017.03.06 Mon
ダイレクト出版
To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
経営者としてはありがたい事に、ウチで働いているみんなは、
それなりに満足度が高く働いてくれてるように思える。
先週、マネージャー研修の中で
課題図書を読んでレポート書く、というのがあった。
その中でエクセレント・カンパニーはこういう事をやっている、
あーゆう事をやっている的な話があるんだけど、
「けっこう、ウチはできている」
と書いているマネージャーが多かった気がした...
それを読んで、少し嬉しい一方で大きな不安も感じた...
というのも、言う間でもないが、
「できている」
と思った瞬間に、成長は止まるからだ。
何らかの施策を「できている」と思うことは、
裏を返せば、「それ以上は何もしない」って事でもある。
一流の人は、決して満足しない。
よく上がる例が野球のイチロー。
一流のプレイヤーは常に自分の仕事を少しでも良くならないかと、
考え、追求し、工夫をくり返す。
「おれも結構できてるな...」
なんて思わない。
そもそも、
自分自身と比較をして、常に良くなろうとする。
あるいは、自分が設けた基準と比較して、
基準がない人は、まわりと比べることになる。
んで、だいたい周りに一流の人なんか居ないので、
そして、止まって、
だから、どこに基準を置くかがとっても大切だ。
冒頭のマネジメントに関して言えば、
一流企業や先進的な企業と比べたら、ウチはまだまだ、
だから個人的には単純に日本で一番よい経営をする会社を目指して
これは、マネジメントの話だけじゃなく、
みんなの全ての行動において、同じことが言える。
「自分はできている」
と考える人と
「今より良くできないか?」
と考える人では、
新人はできてない事だらけだから、
注意したいのは、経営陣や中堅、マネージャーなど、
おれを含めて、この層が、一番、慢心しやすい。
何を基準にするか?によって全てが大きく変わる。
平凡な会社を基準にしちゃいけない。
平凡な仕事を基準にしちゃいけない。
自分とは比べるのがおこがましいくらいのところを
基準にして、常にそれとのギャップを埋めるように努力しよう。
高い基準を持てば、高い成果が出せる。
低い基準を持って、偶然、
自分の基準について考えて見よう。
今やっている事、
もっと良くするにはどうすればいいか?