2016.10.03 Mon
ダイレクト出版
To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
単純に目の前の「現象」ですぐに結論を出してはいけない。
思考力が弱い人は、すぐに「簡単な結論」に飛びつく。
しかし、
問題の真因に到達するには、常に疑いを持って、いろいろな事象を見ることだ。
そして、理屈から現実が離れている場合には、
すぐに「理屈が間違っている」ではなく、
「理屈どおりに動かないのはなぜか?」
と考えなければいけない。
これって、いわゆる科学の実験への取り組みと
ほぼ、完璧に一緒じゃないか?
①仮説を持って、実験をする。
②実験結果(現実)が仮説に合わない。
この時点で「仮説」を捨てては、ロクな理論は生まれない。
③仮説どおりにいかない理由や要因を探す。
④その要因の影響を考えて、もう一度、実験する。
あとは③④の繰り返し。
そして、繰り返して行く中で、
⑤仮説を修正する。
ってことをやって行く。これが科学の実験でしょ。
事業は「理論的に」やらなければ意味がない。
たまたま上手くいった、たまたま儲かった、、
なんてものの価値はとても小さい。(てか、ほぼない。)
理論的にやるから、理論的に売上を上げるから、
だからこそ、それを拡張したりすることができる。
なので、売上が良くなった時も、悪くなった時も、
「理論」からどのように離れたのか?
とうことを考えるクセを持つといい。
それを繰り返すうちに、あなたの理論は磨かれる。