2016.09.12 Mon

ダイレクト出版

仕事は仕組みで考えよう

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


まず、もうすでにご存知の通り、

リーガルチェックのチャットグループができた。


で、現状、リーガルチェックのプロセスがあったけど、

実質、まわっていないと、、、これじゃあ、まずいってんで、

元々、アシスタントから法務に流れていたのを、

セールスライター(つまりそのクリエイティブを作った人)から

直接、法務に流してください...的な話だったわけ。


でも、それじゃあ、絶対うまくいかないと思ったのよ。


というのも、

「個人の気合い」とか「個人の意志力」とかに

頼るやり方じゃあ、ダメじゃん?

絶対おれ忘れる自信あるもん(笑)


元々、みんな真面目なんだから、

わざとリーガルチェックを出してないってわけじゃなくて、

ただたんに、「忘れてる」ってだけでしょ。


じゃあ、それを気合いで忘れないようにしましょう!

ってのは、何の解決策にもなってないわけ。


気合いとか根性とか意志力とか、大切だけど、

それに依存した、仕事のやり方では、いずれダメになるのよ。

だって、意志力は有限で、追加される仕事や取り決めは、

無限に増えていくでしょ?


>意志力有限説:

意志力は無限にあるようで実は限られている。

イメージ的には毎日100Ptしか持ってないような状態。

難しい思考や判断、我慢をしたりすると意志力は消耗する。

なので、有限な意志力は有効なものに使ったほうがいい。

「この書類を出す」的なことに貴重な意志力を使うのではなく、

もっと有効なことに使ったほうがいい。


だから、大切なのは、意志力を使わず、

「忘れることが不可能な」ようにするにはどうすればいいか?

ってことを考えるのが大切。


そーゆーわけで、チャットグループができたわけ。

これができれば、誰かがあげてる情報が常にチャットで流れてくるので

自分の意志力を発揮せずとも、気合いを入れずとも、忘れることはないよね。


こういうのが仕事の「仕組み化」。


つまり、個人の気合いや根性ではなく、

「仕組み」で問題を解決して、

個人の意志力は全く使わずに、他のことに使える。


気合いや根性ももちろん大切だよ。


でもね。それが慢性的になると良くはない。

こないだ、遅くまで仕事してないで早く寝なさい的な話をしたけど...

ぶっちゃけ深夜まで何かの期限に追われて一生懸命ひたすらやりきる!

っていう経験ってとても大切よ。


だけど、それが毎日じゃよくない。

それが習慣になってちゃよくない。


例えば、新商品リリースの前日とかその週とか、

気合いで乗り越える必要があって、異常なほどやった、、

ってのはとても大切。

そこで定時だからって帰るのは、完全サラリーマン思考だよ。

(うちに定時はないけど。)


そういう経験は、自分の仕事の筋力になるからね。

だけども、筋肉も常に最高の負荷を与えていると、壊れる。

それと同じで、人間の精神力もずっと負荷を与えると壊れる。

高負荷を与えるのは時々がいいわけよね。


ちょっと話がそれたけど、

基本的に、仕事は個人の「気合い」や「根性」に依存するのでなく、

「仕組み」「システム」に依存する形を作らなきゃいけないってこと。


特にリーガルチェックみたいな、

めちゃめちゃ重要なんだけど、ディフェンスなので忘れられがち、

な仕事に関しては余計にそうだわね。