2016.08.08 Mon
ダイレクト出版
To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
相手の対応から、「真摯さ」を感じない時、
その時のやり取りとか、どうでもよくなって、
この人とは付き合いたくない!
と思うんじゃないでしょうか?
ドラッカーは、「真摯さ」がなければ
マネジメントつまりは経営者になることはできない。
「真摯さ」だけは、他の要素と違って共通で絶対であると。
そんな事を言っていました。
部下に対して、真摯に対応しない人間は、信頼されません。
だからこそ、優秀なマネジメントにはなる事ができないわけです。
部下だけじゃありません。
すべての人に対して、「真摯さ」がある人間と、ない人間では、
信頼関係のでき方が全く違います。
ぼくらはビジネスをやっているので、
ビジネスでの最大の相手は「顧客」そして「クライアント」
その両者に対して、「真摯な」対応ができなければ、
どれだけサービスが良くても他が充実してても、
真摯な対応とは、簡単に言えば、正直な対応とも言えます。
思ってもないことは「言わない」
思っていることは相手に不都合であっても、不愉快であっても、「言う」
こういうことじゃないでしょうか。
真摯さが欠ける人間には、何かの相談をしようとは思いませんよね。
相手が自分を「操作」
例えば、優秀な人材が会社を辞めると言った時に
上司としては、相手を辞めないように「操作」したくなります。
(ぼくだって例外ではありません。)
しかし、そこで操作せずに、「真摯に」立ち向かうこと
相手にとって本当に辞めることが良いことなのかを一緒に考えるこ
そうする事で信頼が得られるんだと思います。
ちなみに、経営者としてのぼくは、
優秀な人材が会社を辞めるよりも、会社にいる方が良い
というような感じになる「環境」
人間は弱いものですから、誰もが常に誰に対しても
「真摯に」相対することができるとは限りません。
しかし、できるだけ真摯に対することができるよう
努力をすべきですよね。
それがベーシックス(Direct Publishing Group で共有する価値観)に
「真摯さ」というとてもベーシックな道徳観念が
ある理由です。