2016.09.06 Tue
ダイレクト出版
To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
ある事業部のマネジメントレターでとても良い事が言われてたのでシェ
―
> #最近たるんどる、、、
オフィスが散らかっていたり汚くなっていったりしてて、
チャットで議論がありました。
小川さんの Video Sales Letter にもあるように、
茹で蛙は、徐々に水の温度は上がっていた場合、
気づかずに、そのままお湯の中にいて茹でられてしまうという話ですが、
僕らも同じような状態になっている可能性があります。
最近のメンバーは引っ越し直後のことを知らないかもしれませんが、
当然全てが新品なので、オフィス内がピカピカでゴミもなくきれいでした。
まぁ、今もキレイと言えばキレイなんですが
それでも少しずつ汚れとかゴミが目立ってきました。
でも、一気に汚くなるわけではなくて
毎日少しずつ少しずつ変わっていくので誰も気にしません。
そして悪いことに、なんかちょっと汚れてるから
じゃあ、もう少し汚れても変わらないか...ということで
ブロークンウィンドー理論の現象が起こるわけです。
(かの有名なNYのやつね。知らない人はググってください。)
要するに、日々のわずかな変化には気づきにくくて
僕らは、今、目の前のことを当たり前と思ってしまう。
そこに落とし穴があるわけです。
状況が悪化していても違和感を持たなくなると。
#そして、これは反対の"当たり前"にも言えます。
どういうことか?
ダイレクト出版の福利厚生や働く環境は日々良くなっていっています。
働く時間は自由、スタバで仕事したらカフェ代が出る、
家賃手当がもらえる、必要な本は買い放題、
社外の人が数万円も払っていくような話を社内で聞ける、など。
僕も詳しくは知りませんが、
おそらく他の会社ではありえないような利益を享受しているわけです。
でも、日々それに慣れてしまっていて、
当たり前になってきているので感謝の気持ちを忘れてしまいます。
せっかくの生産性を上げるための仕組みが台無しです。
たぶん当たり前に感じていると、効果は半減します。
何も考えずに、
「いやぁ、手当たすかるわぁ」
と喜んでいる人と、
「この制度、この手当は、僕らが生産性を上げて
金額以上の働きをすると見込んだものだ。
だからこそ、期待以上の働きをしよう!!」
と意気込んでいる人、どっちが成長するでしょうか?
仕事人として、あるいは単に人として
より成長するのはどっちでしょうか。
だから、
当たり前に気をつけてください。
当たり前を疑いましょう。
当たり前に感謝しましょう。
もう一度、当たり前に感謝しましょう。
―――
そういや昔はね、水曜の17時から30分の
「お掃除タイム」
だいたいからして、
まぁこう言う片付けとかできないタイプw
そういう人たちを積極的に採用しているので、余計に症状悪化。
なので、昔みたいに、「片付けタイム」
どう?
ちなみに福利厚生に関して言えば、
個人的には、もっともっと充実させていこうと思ってはいるんだけど、
やっぱりそれが「当然」って思われると、ブレーキがかかる。
なんでか?感謝せーや。とかいう意味じゃないよ(笑)
逆に感謝されるのも個人的には微妙な感じだったりするのよ。。。
だって、みんなが稼いだお金だからね。
--思いっきり余談だけど--
よくみんなでメシに行った時、おれが支払いをすると、
「ごちそうさまでした」とか言われるけど、それも微妙。
だって、みんなが稼いだお金じゃん?
おれが個人的に稼いで、
売上あげてんのおれじゃないから。(
だから、お店の人にごちそうさまって言ってほしいよね。
------
何が大切だと思うか?
ようは「自立」した人材が育つか、「依存」した人材が育つか?
の違いが出るんじゃないかと思うんだよね。
これがやっぱり大切だと思っていて、
それが当然だと思うと「あれも、これも」となるよね。
いわゆる「依存体質」になっちゃうワケで、
でもなんかさ、そういうのあると、気分いいじゃん?
個人的には、
「自分の子供もここで働かせたいと思う会社」
を作りたいと思っているので、
「自分が働くんだったらこんな会社がいい」
という環境を作りたいのね。
やっぱそういうのとかあるといいかな!とか思うのよね。
*「プロとして自立したプライドを持とう!」へ続く。
http://www.ogawatadahiro.net/000539/