2016.09.05 Mon

ダイレクト出版

事業経営の「矛盾」

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


事業経営は、矛盾ばかりなんよね。

(事業経営なんておれには/私には関係ないと思うのは大間違い。

 みんななんらかの形で事業経営をサポートしているので。)


短期的な目標達成を重視していると、

長期的には、よろしくないとかね。


例えば、短期的に売上をあげるんだったら、

ひたすら、売り込みをばこばこやれば絶対に上がる。

ところがこれでは長期的には良くないよね?


顧客との信頼残高が下がっちゃうわけだから。。。


こんなの誰でもわかってると思うけど、

実際問題さ、そういう矛盾があることに日々悩むわけだけど、

「矛盾を実現するのが仕事だ」と思えば、

まぁ、悩むことはあんまりなくなるわけよ。


だって、それは変えられない環境みたいなもんだから。


なんで、今日は雨なんだ、、

ってブルーになって悩む人ってほとんどいないでしょ。

それは雨を「変えられないもの」環境要因として受け入れているから、

自分の行動を変える」ってので対応するわけでしょ。


7つの習慣では「影響の輪」と「関心の輪」とか言うけど。

ところが、雨が

「自分の影響で、変えられるのか変えられないのか分からん」

という状態だと、雨のことをぐちぐち悩んだりするわけ。


分かりにくいかもしれないけど、

事業経営には、「矛盾」は環境要因みたいなもんだから

常に、その時々に応じて、「判断」していくしかないのよ。


今日は、長期的な方を取る

明日は、短期的な方を取る


みたいにね。


これは、あなたの仕事の高度が上がれば上がるほど、

矛盾を抱えることになるので、

今は関係なくても、誰もがいずれは直面することだよ。


だから、矛盾を目の前にしたら、

「そんなのできない」と判断してたら、

いつまでもそこで立ち止まることになる。

(どんな判断してもやっぱり雨は降るので。)


「どうすれば両方実現できるか?」

って考えないといけない。