2016.07.12 Tue
ダイレクト出版
To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
米国出張から帰ってきました。
(リッチシェフレンのマスターマインド会議に行きました。)
今回はニューヨークだったんですが、
NYと言っても、リゾート地みたいなところで、
まぁびっくりするくらいに何もない...
レストランはホテルに一つしかないし、
会場は森の中、馬とかアルパカとかが歩いてるような所でした。
なんだかんだ言って、クライアントに会って話をすると、
「やらなきゃ!」という気持ちになります。
これが会社の中でパソコンの画面を見て、数字を見ているだけでは、
人間は、論理で動く動物ではなく、感情で動く動物です。
だからこそ、このような「やらなきゃ!」という気持ちは、
「数字が良いのでここを伸ばしたほうが良い」
という論理的思考よりも、はるかにインパクトがあって大切なわけです。
仕事のモチベーションややり甲斐は、
顧客やクライアントと接する事が一番効果的です。
たいていの人は、自分の給料が上がるとかそういう事よりも、
クライアントや顧客の役に立ちたい、、
という気持ちのほうがはるかに強いわけです。
これこそ、ベーシックスで言うところの
外部志向というものです。
顧客もクライアントも「外部」の関係者です。
自分自身や同僚などは「内部」の関係者です。
会社の内部にいて、データを見てばかりで
「外部」の生の人間に接しないと、最終的には、
自己都合ばかり優先する内部志向の人間になってしまいます。
最初はフレッシュな気持ちだった大企業のサラリーマンが
年数が経つにつれ自分の部門の利益ばかり考えて、
顧客の利益や会社全体の利益のことを忘れて、
誰を突き落とそうとか社内政治に明け暮れるように、
なってしまうのと同じですね。
誰だって最初はみんなと同じくやる気満々です。
しかし、内部のことばかり考えていると、そうなってしまいます。
顧客と話し、クライアントと話し、競合のことを調べて、
こういった機会を常に持っていれば、外部志向で、
しっかりと客観的に物事を見ることができるようになるでしょう。
あなたはいつ、顧客やクライアントと話しましたか?