2016.07.06 Wed
ダイレクト出版
To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
何事も「現状が、良い」となったら
成長は止まってしまいます。
大切なのは、どんなに「良い」と思える状況からでも
「本当にこれが良い状態なのだろうか?」
「もっと良くする方法はないのだろうか?」
と考えるのを止めないことです。
英語で Continuous Improvement
日本語では「改善」と言います。
トヨタは世界最高の状態で車を作っていますが、
今日でも「もっと改善できるところはないか?」と
常に改善点を探しています。
これは技術の問題ではなく、
心構え、マインドセットの問題ですね。
もしかしたら、ぼくらも成長率を保ちながら、
広告費率を15%、10%と落としていくことが
できるのかもしれませんね。
常識を疑って考えることが、
劇的な改善、つまりはイノベーションを起こす時に
必要な心構えです。
アンソニーロビンスが、成功するために必要なのは、
「80%がマインドセットで残り20%がテクニカルだ」
ということをよく言っています。
最近になって、確かになぁとぼくも思います。
働いているみんなを見ても、
社外の顧客(特に社長とか)を見ても、
技術的なものよりも「考え方」で差がつくことが多いなぁ
と感じるからです。
技術的な差は、時間と経験で必ず埋まりますからね。
同じ経験をしているような同じ世代では、
技術や知識の格差ってのは、ほとんどありません。
あるのは考え方の「格差」です。
例えば、就活でも安定志向の人と、
ウチに来るような人では、考え方の「差」が大きく、
知識や技術の差はほとんどないでしょう。
しかし、この考え方の差が、
その後の学習、経験の差を生み、
3年後、5年後には大きな差になります。
知識の差も技術の差もそれだけ時間があると、
大きく開きます。
しかし全てのスタート地点は、
考え方の差、ちょっとした違いなわけです。
なので、考えましょう。
どうすればもっと良くできるか?
どうすればもっと効果的にできるか?
どうすれば強みを発揮できるか?
というわけで、今週も
ベストを尽くして頑張りましょう♪