To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
先週、若手新人くんたちとメシに行きました。
2個上くらいの意識ではいるんですが、
よくよく考えると、西埜くんより一回り以上も年をとってます^^;
そうなると、気持ちは同じくらいの気分でも、
知ってる情報に大きな差があります。
なので、自分より歳の離れてる人と話すほど、
とても勉強になることが多いです。
まぁ、先週は8割方は新人くんの一人の下ネタに
みんなが嫌々付き合わされるという形だったんですが(笑)
そんな中でも、彼が下ネタを止めた瞬間に、
とても役立つ話がたくさん聞けたりして、
特にこれからの採用活動に非常に役立つアイディアもいただきました。
やっぱり自分の知らない事を知っている人と話すのは、
年上だろうが年下だろうがとても大切ですね。
おそらく、普段は話さないくらい離れてる人がいいんでしょうね。
ところで、一回り以上先輩のぼくから
若い人たちに(若くなくても一緒だけど)
アドバイスがあります、、、
それは、
「歳をとったら下ネタもセクハラって言われるんだぞ!」
おっ、、
ではありません、、、
アドバイス、それは
「時間を無駄にするな」
ってことです。
このブログでも何回か言っていると思いますが、
結局のところ、その人がある専門分野で成功するかどうか、
というか、大成するかどうか、
は、
それに対して投資した時間によります。
才能はあまり関係ないみたいです。
これは今ではあらゆる調査で証明されてるようです。
なので何かの分野で日本一になりたいとか、
圧倒的なスキルを身に付けたいとか、
代わりの効かないような能力を持った人物になりたいなら、、
それに徹底的に時間をかけることがもっとも大切なわけです。
そして、若い人の大いなる勘違いが、
「時間」だけはたくさんあるって思うことです。
金はないけど時間はある。
若い時はこういうもんだと大抵の人は思っていますが、
実際は時間も、そんなにたくさんある訳ではありません。
しかし、30代、40代あるいは家族持ちに比べれば
明らかに時間があります。
その時間を遊びに使うのか、
何かの鍛錬に使うのか、
で、その後、ずぅーーーっと大きな差が出るわけです。
原稿にも書きましたが、20代はある意味、
自分の好きなことが好きなだけできる時期
とも言えます(他の世代に比べてね。)
ぼくのイメージでは
社会的な責任がそんなにない「空白」の時期
みたいな感じです。
その時期を何によって染めるかによって
その後が決まると言っても過言ではありません。
ちなみにぼくの個人的な話で言うと
ぼくは20代前半は正直、無駄にしました。
非常にもったいない事をしたと思っていますが、
当時のぼくにはそれが分かりませんでした。
教えてくれる大人もいませんでした。
しかし、20代後半からは、
ひたすらマーケティングの勉強をしました。
そしてフと最近、気づいた事があります。
最近、いい感じの音楽を見つけて、iPhoneで音楽を聴く事がたまにあります。
昔のぼくは音楽が好きで、高校、大学の頃は
毎日のように夜中まで音楽を聴いてました
(主にハードロック。)
それが、久々に音楽を聴いたなぁ〜
って思ったわけです。
どういう事かというと、あんなに大好きだった音楽を、
20代後半から今までは、ほぼ一切聞いてなかったわけです。
でも、常にヘッドフォンはしていたので
常時、何を聞いてたかってぇ〜と、
いわゆるセミナーの音声とか、オーディオ教材とかです。
それを片っ端から聴いてました。
ほとんど英語だったので、今ほど聞き取れないから、
なんども繰り返して、ちょっとだけ分かる
みたいな事を繰り返していました。
要するに好きだった音楽を捨てたわけです。
音楽を捨てた事で、たくさん学習時間が確保できました。
てか、今、久しぶりに音楽を聴いて、
「これは時間が取られるなぁ」
なんて無粋な事を考えている次第でもあります^^;
仕事を始める前に毎朝スタバで英語の広告見たり
それを写経したりしてるので
店員(現嫁)から不審がられました(笑)
土日はスタバにDVDプレイヤーを持ち込んでセミナーとかよく見てて、
自分的には満足してたんですが、よくよく考えると周りから見ると、
相当、イヤな客だったんじゃないだろうかと、、
そんな事を思い出します。
要するにそんな感じで、
ひたすら学んで、学んだ事をすぐに実行して
って事を繰り返していました。
すぐに試せたのでとても面白かったってのもあります。
いまでも、常に学習は続けていますが、
やはりあの時の蓄積というのはとても大きいわけです。
今ではなかなか、良い広告の「写経」なんて時間も取れませんからね。
ぼくは元々が職人気質のセールスライターなので
写経はもっとやりたかったんですよね。
そんなわけで、時間は無限にあるようでも、
実際には有限だということを忘れないでください。
そして何かにおいて、人よりも秀でた能力を持ちたいと思うのであれば、
それに大量の時間を投資しなければいけません。
時間ってのは、余ってる人はいません。
必ず、何かに使っています。
そうすると、大量の時間を投資するってことは、
ぼくが音楽を捨てたように、ある一定期間は、
何かの時間を捨てないといけないってことでもあります。
時間さえかければ、誰だって一流になれると思います。
これは小学生で掛け算が出来ない子がいて、
頭がいい、悪い、向き、不向き、なんて言ってても、
実際は、20歳になったら誰でもできてるわけで、
要するに時間かければ誰でもできるわけです。
仕事もそれと同じで、
時間さえかければ誰でもできるし、一流になれるでしょう。
でも、世の中にはそれを邪魔する誘惑がいっぱいで、
ほとんどの人は「時間をかけること」が出来ないわけです。
ある程度までやっても途中で諦めて、道を変えてしまったりとかもね。
ポイントはその時間の密度とも言えますね。
50歳の人ができる事が、27歳で出来たら、
やっぱりそいつはスゴいやつです。
これって要するに時間の密度の違いですよね。
成長したければ、
分野を絞って、たくさん学んで、
たくさん実践して失敗して、経験を積み、
学習をすることです。
時間を無駄にしないように!
そういうわけで、
今週も意図的に時間を使ってがんばりましょう♪