2016.01.04 Mon

ダイレクト出版

仕事の基準

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


年末にマネージャーの人と何人かでメシに行った時のこと。

誰かがとてもくだらない話をしました(笑)


あまりにもくだらないので

ツッコミ入れまくったのですが、、

何かというと、よくある


「新幹線ではグリーン車に乗ったほうがいい」


とか言う話です。

よくこの手の話は、コンサルタントの人が話したり、

ビジネス雑誌の記事になることがあります。

それだけ、たくさんの人が興味があるってことですね。

プレジデントなんかよくその手の話を記事にしてますね。

結果的にウェブにもその話がよく出てくるわけですが、、、


その話があまりにもくだらないので、

なんでそんな事を考えるのかなぁ?と思ったんですが、

彼らと話していて分かったのは、、


情報ソースが悪い


と言う事でした。

こう言ってはなんですが、

うちのマネージャークラスの人が経営している事業は、

年商で5~10億円。

これは、世の中の会社の5%以内です。

※世の中の会社の95%は年商5億円以下です。


そして雑誌で目にする話は、たくさん売るため

一般大衆向けに書かれています。


なので、もし自分が一般大衆になりたくないなら、

そこに書いてある事を真に受けちゃダメなわけです。


凄腕コンサルタントと言われる人でも、

大切なのは、その人がどんなクライアントに

どんな顧客層に向けてメッセージを送っているかです。

その顧客層と同じ層であれば、メッセージをそのまま受けてもOKですが、

違うなら、そのまま受け止めちゃダメです。


「仕事の基準」は、どうやってできるのでしょうか?


一つは自分の意志の力。

そしてもう一つ、大きいのは

他者からの影響です。


  • 意志力は、自分で自覚できる顕在意識の力で、
  • 影響は、自分で自覚できない潜在意識の力です。


おそらく後者のほうが強いでしょう。

そのため、仕事の基準の高い人(上司でも同僚でも部下でも)と一緒にいれば、

自然と自分の基準も高くなります。

低い人といれば、、、、ね。


なので自分が誰から影響を受けるのか?

というのは、とても大きな選択なわけです。

ちなみに5年前にぼくはロイスから影響を受けようと選択しました。


なので、基本、自分が緊張したりする人、

自分を焦らせてくれる人と一緒にいると、

自然と、基準が上がり、成長させてくれます。


そして、たいていの人の周りには、

同じような人しかいませんから、

そんな時に役に立つのが、本であり、その他、情報ソースです。


冒頭のマネージャーの話ではありませんが、

自分が成長したら、その成長に合わせて、

影響を受ける情報ソースを変えないといけません。


そうしないと、今まで基準を上げてくれた情報ソースが、

今では、逆に基準を下げる、あるいは停滞させる、

情報ソースとなってしまうのです。


セミナーとか集まりとかもそうで、

自分がその集団の中で一番だ!

というような集団は、逆にあなたの足を引っ張るだけです。


「オレも頑張らないと!」

と思えるような集団が一番いいですよね。


  • 誰の影響を受けるか
  • どの情報ソースの影響を受けるか
  • どんな本を読むか
  • どこを競合と考えるか


ほとんどの人が気にもかけない

このような事が、大きく影響していくわけです。


ちょっと長くなりましたが、

これから仕事の基準を上げていくためには

大切なことだと思います。


仕事の基準を上げるという事は、

去年と同じ仕事はしないということです。

去年よりもレベルを上げて、

前回よりもレベルを上げるにはどうすれいいか

を常々考えるということです。


高い基準を持ちましょう♪