2016.08.16 Tue
ダイレクト出版
To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
シリコンバレーって何がそんなにすごいのか?
何ですごい会社が次々と生まれるのか?
日本にも優秀な企業はあるけど、何が違うのか?
という話をあるブログで読みました。
みなさんは何だと思いますか?
やっぱ資金調達できる環境なのか?
それとも技術者が優秀だから??
なんだと思いますか?
答えは実は、ウチのベーシックスの中にあります。
そう。
「スピード」です。
つまり、日本企業とシリコンバレーの企業を比較した場合、
決断や実行のスピードが100倍も差があるんだとか。
10倍でもヤバイだろうと思うところを100倍だと???
技術者は日本でも優秀な人はたくさんいるし、
資金調達だって、今はそんなに難しくない時代。
それでもやっぱり日本の企業が逆立ちしても
シリコンバレーの企業にかなわないのは、
スピードの違いだと。。。
こんな話があったそうです。
Appleが以前、ある会社を買収した時、
1対1の会談をして、3日で買収が決まったそうな。
これが日本企業だと、そうはいきませんよね。
余裕で1年とかかかるだろうし、そうすると1年365日なので、
マジで100倍の差が出たりします。。。
日本人は律儀なので、キチンとしたものを作りたい、
キチンと決めたい的なところがあります。そのため、決断は遅い。
一度、動くと一致団結してとても強いのですが、そういうのが
強みになるのは、成熟産業でしょうね。
成長産業では、何がうまくいくか分からないので
たくさん実験してたくさん失敗して、その中から成功の種を
拾っていくことが大切です。そうなると、たくさんの実験をする
「決断」を素早くしなければいけないわけですね。
これは、企業買収とかそんなどデカイ話だけじゃありません。
あなたの日々の仕事でも、何をやるか、何をやらないか?を
決断していく必要があります。そして、決断の数が多いほど、
生産性やパフォーマンス、成長速度も上がります。
例えば、ビデオの文字起こしの作業を外注に出すときに、
安いA社を選ぶか高いけど質のいいB社を選ぶか?
こんなことだって決断です。これを考えると、
決断の数が多いほどってのは、
正しい決断を時間をかけてするよりも、
間違ってもいいから早く決断してしまう方が良い結果になる
確率が高いわけです。
なぜなら、早く決断すれば、他のことに頭をつかえるし、
間違ったとしてもリカバーする時間的余裕があります。
シリコンバレーみたいに100倍ほどの差はつかなくても、
10倍早く決断するってことならできるでしょう。
なので「10倍早く!」ってのを
意識てみると良いかもしれませんね。