台湾に行ったワケ

To：　ダイレクト出版のみんなへ

From： 小川忠洋

さて、先週は台湾に行っていたので、

個人的には、ほとんど事業活動にタッチ

できなかったのですが、色々な学びがありました。

今回の台湾ツアーは

台湾に革命を起こした李登輝元総統の

話を聞くという企画でした。

李登輝さんのことは知っていましたから、

これは直接、話が聞けるなら行くしかない。

と思い、忙しい中でも参加した次第です。

その話をする前に、

社長はなんでこんなのに行ってるんだ？

アホちゃうか(笑)と思われるかもしれません。

海外で最新のマーケティングの話を

聞いてくるならまだしも、仕事と関係ないじゃないか。

しかし、趣味道楽で行っているわけではありませんよ^^;

むしろ、最新のマーケティング戦術なんかより、

こっちの方がよっぽど大切だと思っています。

ぼくがこういったものに参加したり、

いろいろ学んだりするのは、自分は何者かを知り、

そして、自分の使命、会社の使命をより

確固たるもの、磨きをかけるためです。

当然ですが、社会を知らなければ、

社会に対する貢献、つまりは会社のミッションなどは

考えようもありません。

自分を知らなければ、自分がこれから

歩む道はどこなのか？という事も分かりっこありません。

今回もそうなんですが、台湾でいろんな事を見聞きした上で、

自分にできる事は何か？強みを使って貢献できる事は何か？

という事を、改めて本気で考える事ができました。

目の前の業績を追うのも大切な仕事ですが、

未来に向けて、あるべき姿を探るのも、

リーダーの仕事なのです^^;

個人的な話をすれば、ぼくは、

日本の過去の歴史をたくさん学んで、

昔の人たちがどれだけ努力して、

どれだけ、凄まじい努力をして、

今の日本社会を築き上げたかを知りました。

そして、その基盤の上で、

自由にビジネスをしたり、幸せに生活したりしているのが

自分たちだということに気がつきました。

その凄まじい努力を知ると、

とてつもない恩義を背負ってるなぁと思い、

それに対して、返さなければいけないとと思うようになりました。

もちろん、昔の人に返すことはできませんから、

次の世代の人たちに、それを受け継いでいくことが

良いのではないか。と思っています。

それを考えたときに、

われわれがやっている教育事業というのは、

最高の事業だと気付きました。（偶然ですw）

正直、会社を始めた頃は、

ゲーム感覚でやっていましたから、

そんなことは考えてもみませんでした。

しかし、それを知ってからは、

そのことばかりが頭をよぎります。

折に触れ、ぼくが学んできた事を

みんなにもシェアしたいと思いますが、、

現時点で、ぼくを含め、みんなにとって

最も大切な事は、

目の前の仕事に全力を尽くす事

です。目の前の仕事に全力を尽くして、

実力をつける事。目の前の顧客に貢献する事。

これが最も大切です。

なぜなら、実力がつかなければ、

他人に貢献する事なんか出来ないからです。

ましてや、社会に貢献する、なんてこと考えられません。

能力がなければ、どれだけ大きな志も、使命も無意味です。

だから、まず、自分の能力を磨かなければいけません。

まずは、他人の世話など考えなくても良いですから、

自分の事だけ考えて、自分の能力を磨いていくことです。

そして、身近な人の役に立つようなことをして、

それでも、能力を持て余すようになれば、

使命や志を持って、それを果たせるようにすれば良いのです。

能力が身についたら、志を持たないといけません。

有能なのに自分の事しか考えてない人間は、

価値がないと思います。

能力が身についたら、高い目標を持ち、

志や使命に磨きをかけないといけません。

そうすることで、たくさんの人の役に立ち、

死ぬまでに充実した人生を送ることができるでしょう。

そのために今日、できる事は、

目の前のことに手を抜かず、

全力を尽くすことです。

できる・できない

の問題ではなく、全力でやったかどうか。

これが、あなたの成長にはとっても大切です。

筋肉と同じで、全力でやらないと、

成長はしないもんです。