採用について

To：　ダイレクト出版のみんなへ

From： 小川忠洋

先週、何人かにインタビューしていたのですが

これから学生バイトを増やそうと思っています。

学生バイトを増やして、そのまま就職してもらおうプランです(笑)

ウチはダイレクトマーケティング専門の会社ですから、

学生バイトの獲得もダイレクトマーケティングでやることにしました。

そのため今、ウチで働くベネフィットを

リサーチしていて、それで何人かにヒアリングした次第です。

そこでいくつかベネフィットが出てきたわけですが、

最も多かったのは、

「成長できる。力がつく。」

というものでした。大企業とかだと

だいたい仕事のごく一部しか任されないので、

何年間も勤め上げても、結局その一部の事しか分からない。

一部だけはとても上手にできたとしても、

それは会社を辞めて外に出たら何もできないアホと同じになると。

一方でウチの場合は、何から何までやらされて

そしてどうやって売上を立てるかという事を、

自分の頭で考えさせられ自分でやらされるので、

楽ではないが、自分に実力がついていくと。

そしたら会社を辞めたとしても、

自分でやっていく事も十分できるので、何の不安もないと。

そんな話がよくでました。

あともう一つ多かったのが、

「周りにがんばってる人が多い」

という話。

ぼくは他の会社で働いた事がないので、

よく分からないのですが、一般的に年功序列の会社だと

やる気のない人が多いと。（がんばってもがんばらなくても、

ほとんど評価が変わらないので当然といえば当然ですが）

その人たちの中で自分1人だけ

がんばるというのはなかなか辛いと。

その点、ウチの場合は周りの人間が

死ぬほど働いているので自分も頑張らないと！

と思えるという良い意味での刺激がもらえると。

聞いてて、なるほどな。

まぁ確かにそうかもな。

と思いました。

この最も多かった２つの利点ですが、

どちらもそうなんですが、結局のところ、

あなた自身の問題に関わってくるんですよね。

まぁ一言で言ってしまえば、

あなた自身がどれだけ一生懸命

ベストを尽くして働くか。

ということに尽きますよね。

つまり、あなた自身が目の前の仕事に全力を尽くしてなければ、

どれだけ長い間働いていても実力はそんなに伸びません。

いろんな事を経験する機会があるにも関わらず、

たとえば失敗するのが怖いとかでその経験を避けていたら、

いつまでたっても70点の実力のまま、、、なんて事にもなりかねません。

そして、あなた自身が目の前の仕事に

全力を尽くせば、それはあなた自身だけではなく

周りの人にとっても、強い影響をもたらします。

もちろん良い影響です。

部下や同僚のモチベーションが低いから、、、

という問題に対して「どうやってモチベーション上げるか？」

みたいな本を読むよりも、自分自身が一生懸命がんばって、

影響を与えることの方がよっぽど効果的です。

ちなみにこれ、７つの習慣研修で習いましたよね？

「インサイド・アウト」ってやつです。

人間、どうしても他人の事が気になるものです。

他人の仕事ぶり、他人のパフォーマンス、他人の評価。

しかしそんな事は実際はどうでも良く、大切なのは、

自分自身のことです。

恐らくヒアリングに協力してもらった何人かが

言っていたようにウチで働くベネフィットは、

力がつく、成長できる。という事でしょう。

しかし、自分自身が全力を尽くしてなければ、

そのベネフィットも受け取る事ができません。

だとすれば、ウチで働いている意味は何かあるのかと。。。

せっかく何かの機会でウチで働いているわけですから

最大のベネフィットだと思える事は活かしてもらいたいと

思っています。大きい会社、大きい事業では、

なかなか体験できないことです。

目の前の事から逃げれば、

最も損をするのはあなた自身です。

キャリアも自尊心も。

しかし目の前の事にベストを尽くせば、

最大の恩恵を受けるのはあなた自身です。