2014.10.16 Thu
ダイレクト出版
To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋
昨日の続きです。
売れる商品と売れない商品は何が違うのか?
もちろん、商品内容、訴求、セールスレターなど
いろいろありますが、もっと大きな観点で言うと、
売り手がその商品を好きかどうか?
とうのが大きな要素としてある事に気がつきました。
友人の広告代理店の人も「愛がないとダメですよねぇ」
的な事を言っていました。
商品に対する「愛」
これがなけれれば、商品はなかなか売れません。
9年間やってきて、今までいろんな商品を売ってきましたが、
「いい商品」が必ず売れるとは限りません。
「売れる商品」が必ず売れるとは限りません。
この文章、意味が分からないでしょう。つまり、
売れるべき商品が必ず、実際売れるとは限らないという事です。
なぜなら、どんな商品も最初に売り出した時は、
ベータ版のセールスレター、マーケティングメッセージ、LP
です。そこから、テスト>改善>テスト>改善>テスト>改善
を繰り返していきます。
そして何度かのテスト改善を経て、
やっと売れるようになるわけです。
このプロセスは素晴らしい商品でも、しょーもない商品でも同じです。
そして、担当者が商品に対する「愛」がないと、
その担当者は必ず、途中でバテて、そのプロセスを止めてしまい、
「売れなかった」と結論づけてしまいます。
「売れない」か「売れる」か、
この結論を付けるのは、市場でも顧客でもなく、
実は「われわれ」売り手なのです。
精神論のようですが、実際そうです。
いままでいくつもの、素晴らしい商品が売れなかった事実があります。
中には売れてるのにも関わらず(CVRが高い)
それ以上、広告をしない状態になった商品もあります。
特にクライアントを取るのは、
マネジメント層ですから、その人は商品価値を分かって、
「この商品は素晴らしい!」と思っていても、
実際に担当するメンバーには、それが全く伝わってなくて、
上から振ってきたやっつけ仕事のようになってしまうケースも多々あります。
(ぼくなんかはこの失敗をたくさんやったので、今では新規クライアントが
出たら途中から担当者もクライアントに会わせて、価値を共有する的な事
をやってます)
もちろん、質問してくれた人は、
100%の商品が嫌だ。という訳ではないようで、
(そうであれば、早めに会社を辞めた方がいいと思います)
一部の商品は自分の価値観と合わないから、
どうしたものか、、、と思っているようでした。
逆説的な事を言いますが、
どんな商品にも、それなりに「いいところ」はあります。
その「いいところ」を伝えるのがぼくらの仕事です。
そして、商品に惚れ込むには、
その商品を徹底的に知る事が第一歩です。
知りもしない商品を、嫌いだの何だの言うのはただの怠慢です。
徹底したリサーチで隅から隅まで、知り尽くして、
それでも、合わない、好きじゃない、
というのであれば、それは本当にそうなんでしょう。
*****
われわれの扱う商品は、
好きである
意義がある
収益性が高い
商品であるべきではないでしょうか?
あなたの考えをお聞かせください。