2014.04.15 Tue
ダイレクト出版
From:小川忠洋
先週は評価会議があったので当然、メンバーのみなさんの
評価について話題があがりました。
その中で、ある人がとても成長していると、
そのメンバーの上司から聞きました。
もちろん成長している人はたくさんいますが、
驚いたのは、彼が自腹でグロービスに行って勉強していた、、
ということです。
グロービスに行って学ぼうという姿勢も素晴らしいですが、
自腹でいくのもすごいなと・・・
グロービスならぶっちゃけ会社の制度や
部門の予算を使って行く事もできるのに、、、
おそらくその方が自分の身になると思ったんでしょう。
やはり人間、代償を払って痛みを感じた方が真剣に
打ち込むものです。
結果的に、彼の仕事力は格段にアップしている、
との事でした。。。
※ちなみにグロービスに行った理由は上司に相談して
ロジカルシンキングが弱いと思うから行ってみたら、、、
と言われたのがきっかけだと、、、
グロービスに来てるのって上場企業とか
大きな会社の部長とかそれなりの人だったりします。
そういう人とディスカッションするのは
かなり勉強になったんじゃないかなぁと思います。
さて、これを読んで
「自腹で行け」
という風に誤解しないでください。
会社としては、みなさんの学習、成長をサポートするのが
大切なのであって、経費削減などはつまらない話です。
ではなんで彼が自腹で行ったなんて話をするかといえば、
100%会社負担では痛みゼロで学びがなくなります。
だから、多少なりとも自己負担はあった方がいいんですが、
まさか全額自腹とは驚いたと。。。
んで、お金の事より何より、
自らそのような場所に行って学んできた、、、
その結果、仕事力があがっている、、、
という事が素晴らしいわけです。
これが会社の命令で行ったのであれば、
なにも取り上げるような話ではありません。
この話に学んで欲しいのは、
新人の人たちだけではなく、中堅の人たちです。
中堅のマネージャークラスの人に
是非是非、見習ってほしいと思います。
こんな若い人間が(大学卒業したばかり)
ガリガリ学んでみなさんに追いつき、追い越そうとしてます。
ぼけっとしてたら追い抜かれます。
それなりに仕事も回せるようになったし、
必死でがんばらなくても結果はそこそこ出せるなぁ〜
なんて状態なら、間違いなく彼のような新人に
抜かれていきます。
そういう意味で、マネージャークラス中堅の人に
「初心」を思い出して欲しいと思います。
初心のころ、むさぼるように学んでいたはずです。
それを思い出して欲しいなと。。。
そう思ってこの話を書いてみました。
あなたも自分を振り返ってみてください。
主体的に貪欲に学んでいるでしょうか。
学ぶということは、
常に主体的な作業であって、
誰かから与えられるものではありません。