2013.08.29 Thu

ダイレクト出版

成長しない人

ダイレクト出版のみんなへ

From:小川忠洋


立場上でも、仕事上でも、

人にいろいろなアドバイスをする機会が多い。


アドバイスをすると、人は2つのパターンに分かれる。


そのうち1つのパターンの人は

いくらアドバイスしても効果がない...

という事に気づいた...


そのパターンに陥る原因は、

セルフイメージや自己評価低さ...

だということも、最近、気づいた...


その成長しないパータンは

どんなパターンか?というと...


BUT!!


というパターンである。

アドバイスをしても「いや、、」「でも、、」

こんな返しが"即座"に返ってくる人には

いくら良いアドバイスをしても

受けいれることができない。


これは「反論してはいけない」

という意味ではない。誤解しないで欲しいが、

他人の意見を鵜呑みにするのでも成長はしない。


ポイントは「即座に」Butが返ってくるという点である。


これはつまり、アドバイスや情報を

「受け入れて、理解して、考える」

ということをしている訳ではなく、


ただ単に

「自己防衛」

しているにすぎない。


大抵のケースでアドバイスというものは、

当人のやっている事をもっと違ったやり方でやれば

もっと良くなるとか、、今のやり方ではダメだとか、、

当人の行為を多少なりとも否定する部分が入る。


その場合、セルフイメージや自己評価が低い人は

「攻撃された」と感じる。攻撃されたので防衛しなければいけない。


人間の深層心理として「自分は正しい」という心理がある。

あるいは「正しいと思われたい」と。


そういう訳で、何か自分のやっている事を少しでも否定されると

その真意を理解しようとするのではなく、

「防衛」し、さらには「攻撃」もする。


しかし、成長とは自己否定の連続である。

自分のやってきた事、現状の自分の状態を

否定し続けて、次のレベルに到達する...


これが成長や変化と言われるものだ。


だから、成長や変化というものは、

根本的には、今の自分ではいけない...

という所からスタートする。


「そのままでいいよ

などという優しい言葉は、良いアドバイスとは言えない。

もし、おれがコンサルタントを雇ってこんな事を言われたら、

金を返せと言いたくなる。


コンサルタントには自分のダメな所、

自分の変えなきゃいけない所を指摘して欲しいと思う。


自己否定ができないのは、恐らく

低いセルフイメージ、自己評価が原因だ。


セルフイメージの高い人は、

自分の行為を否定・批判された所で、

自分の人格を批判されたとは思わず、

自分の行為と、自分の人格を

切り離して考えることができる。


そして、相手の言うことを

真意を理解して、それが妥当であれば受け入れ、

妥当でなければ「なぜか?」ともっと質問することだろう。


そして、最終的に違うと思えば、採用せず、

納得すれば採用して、自分の行動を変える。


これが成長する人だ。


あなたも気をつけてみよう。

上司や同僚からアドバイスを受けて(妻や夫でもいい)

「即座にBUT

を返しているなら、問題はあなたの中にある。



おがわ


PS:

セルフイメージの改善にはウチの教材がオススメ

"Drモルツのサイコサイバネティクス"これ、おれが

8年か9年前から好きだった教材。オーディオだけでもDLして

iPodか何かで聞くといいよ