2012.05.08 Tue

ダイレクト出版

ダイレクト出版での会議

To:ダイレクト出版のみんなへ
From;小川忠洋

立ち会議

ご存知のように今、小会議室に立ちテーブルが設置されている。

昨日、せっかくこの立ちテーブルを用意したにも関わらず、
わざわざ椅子を持ってきて座ってMTをやろうとしているチームが
あったので注意した。

この立ちテーブルで会議をやる理由は2つある。
1つは、能率がよくなる
1つは、健康にもいい

まず、健康にいいと言うことに関して。
簡単に言うと、腰にいい。座ってMTをやっていると
腰によくない。「椅子」ってのは腰にとっては
最悪の発明だという事を聞いたことがある。

オフィスワーカーの多くが腰痛を抱えたり、
マッサージに行ったりするのは、単純に椅子で
仕事をしているからである。

椅子に座ったまま長時間、同じ姿勢でいれば、
筋肉は硬直するのは当然のこと。
なので、できるだけ、身体を定期的に
動かさないといけない。こんな事は整体にいくと
耳にタコができるほど聞かされるだろう。

なので、ミーティングの時くらい
立ってやった方がいい。

ちなみに立ちっぱなしってのはそんなに悪くない。
なぜなら、自然と疲れて、寝たり座ったりしたくなるからだ。

理由2能率が上がる。

前にも言ったがミーティング自体は仕事じゃない。
仕事を上手くやるための潤滑油のようなもの。

バスケで言うタイムアウトのようなもの。

タイムアウトばっかり取ってたり、
タイムアウトの時間がながければそのチームは負ける。
(一方、タイムアウトがなくても負ける)

タイムアウトは適切にとって
フィールドでの「プレイ」の質を向上させる。
フィールドでの「プレイ」によってしか、
成果はでない。

スポーツでは当たり前だが、
これがビジネスでは当たり前じゃなくなる。

タイムアウトが「プレイ」だと勘違いしてしまう。
タイムアウトが「仕事している」と勘違いしてしまう。

なので必然的にミーティングは長くなり、
何も達成していないにもかかわらず、
なんか仕事したっぽい気分になってしまう。

これは危険。

なので、ミーティングの時間を短くするために
「ミーティングタイマー」なんてのもある。
これはミーティングに参加する人の給料を時給換算して
1時間にこのミーティングにいくらのコストがかかっているか?
を視覚化するツールだ。(分単位で出る)

立ちテーブルもその1つ。
立ちテーブルで会議をやれば、自然と短くなって要点が絞れる。
これほど便利なツールはない。

いくら会議を短くしよう!
なんて言っても、人間の行動はなかなか変わらないもの。
いろんな教育をしなきゃ変わらない。
会議にどれだけコストがかかっているか?
どれだけそれで損失がでてるか?などなどを教えて
やっと、短くしなきゃな・・・くらいに思うだけ。
そこから行動を変えるのにはまた一苦労。

でも、そんな事をする必要もなく、
テーブル一個で解決するんだから、
これほど便利なものはない。

実際問題、立ってやったほうが集中力も上がる。

だから、昔、僕は個人的に
立ちテーブルを作ろうと思っていた。
家具屋に相談してオーダーメイドで作ってもらうとしていた。

そんな事を考えていたら、
ロイスも同じ事を考えている
という事が分かって、意気投合したのを覚えている。

ま、そんな話はさておき、
それくらい、熱望するものだったのだ。

なので、このテーブルを見つけた時は、
かなりテンションが上がり気味だった。

とりあえず、1セットしか今はないが、
安かったので、大会議室や休憩所、東京オフィス
などにも順次、入れていこうと考え中だ。

座りミーティングをこの世から撤廃したい。

小川忠洋より、、


PS:
こんな記事を見つけたので参考までに
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091110/340357/

http://www.hirosue-tax.jp/topix_0708_15.html